ナンパゲーマー

30代からのナンパで自己実現する。本当に得たいのは自信だ

30代からのナンパ体験記

ナンパ人生で初めての声かけ。得られた格別の達成感

2017/07/23

初の声掛け成功

前回、凄腕ナンパ師らと人生初めて合流した僕は、その大胆さに驚きっぱなし。そして、ついに自分の番がやってきたのだった。

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ナンパ師が指名した女の子に初めての声かけ

Kさんからの指名ナンパ

「じゃあアレ行ってみて」

けんさんが指をさした女の子。ちょうど僕らの前を通り過ぎたばかりの子だった。後姿しか見えないが、なんとなく綺麗そうな雰囲気がある。

(あの子に声を掛けるのか!俺が!今から!?)

一瞬のうちにあらゆる葛藤が頭の中で起きた。

知らない人に声を掛ける躊躇い。拒否られて傷つくかもしれない恐ろしさ。周りの人に見られる恥ずかしさ。失敗してショボカスの烙印を押されるかもしれない怖さ。ナンパ師が自分のために手を貸してくれているというこの瞬間の避けられなさ。断ってしまった場合のヘタレさ。

僕は混乱した。その間にも指名の子はどんどん遠ざかっていく。

ああ、くそ、オオオォォ!!

「い、行ってみます」

声を掛けるのは到着した数瞬後の自分に任せ、僕は小走りで駆け出した。

初めての声かけ

数秒後、僕は女の子の横に到達した。この瞬間ももちろん歩き続けている。

「こんにちはぁ…!」

僕は彼女に向かって声を発した。そこそこに、声を張ったつもりだった。

女の子は一瞬こちらに目を向けると、すぐに正面に目を戻し、なにかリアクションを取った感じがした。

「感じがした」というのは、はっきりとリアクションしたかどうかわからなかったからだ。実際、口を動かしてなにか言ったような気がするが、辺りは繁華街だし騒音もある。なにより、自分が軽く混乱状態だったので、よく聞き取れなかったのだ。

「あ…はい…」みたいな曖昧な台詞だった気がする。女の子から戸惑うような、面倒なような雰囲気を感じた。

これはあれだ。町でティッシュを差し出された時に取るリアクションとそっくりだと思った。気に留めるほどのことではなく、無視してもいいが、思わず反応だけしちゃったような面倒くささ。

瞬時に気まずさを感じた僕は、Kさんから聞いた次のワードをひねり出す。

「どこ行くんですか?」

言ってて思ったが、白々しい台詞だ。正直、どこへ行くかは興味がないし、どうでもいい感じだった。とりあえず間が空いた気まずさを埋めるために発した質問文だ。

Kさんのレクチャーではタメ語の形式だったが、それは出来なかった。心理的な抵抗があった。

ナンパを実行している時点でこういうのも変な話だが、赤の他人にいきなりタメ語で話しかけるチャラさへの抵抗が、台詞を発する直前に顔を出し、僕の言葉を改めた。

女の子の反応はなかった。もはや完全に無視の状態。

「……………」

僕は自然に女の子から分離した。初めての声かけが終わったのだ。

僕はKさんたちのいる場所に戻っていった。

失敗…しかし喜びがわく

「全然だめでした」

仲間たちにごく短文な報告をした。Rさんも戻ってきていた。彼もどうやらダメだったみたいだ。

僕らは第一ラウンドで初っ端から全員失敗してしまった。幸先の悪いスタートなのかもしれなかった。

しかし、僕はというと、不思議な高揚感を感じていた。興奮さめやらぬとはこのことだろうか。

その瞬間の僕にとっては、ナンパが失敗したかどうかなんてどうでもよく、たった今自分が女に声を掛けてナンパを行ったという事実に達成感を覚えていた。

(俺はナンパをしたんだ!やった、やったぞ!俺は男なのだ!)

最初の声かけが成功すると抵抗感がなくなる件

思い切って一回目の声かけに成功すると、抵抗感が大きく低減されたのを感じた。

(あれ…思ったほど傷つかないもんだな…)

ということがわかったのだ。

その後、僕はKさんにどんどん指名をもらい、連続で声をかけていくことができた。

「こんばんは、どこ行くんですか?」

反応はいずれも無視に近いものだったが、高揚感に包まれているせいもあって心には響かない。ダメージはほとんどなかった。

結果は全滅…しかし確かに得られた達成感

この日、総声かけ回数は5回だった。大したことない回数かもしれない。しかも一つも番号をゲットするにいたらず全滅だった。

しかし僕はそんなことは気にもしていなかった。それよりも、達成感の方がずっとずっと大きかったのだ。

長い間、声掛けすらできなかった自分。しかし、今日はそれをついに行うことができた。

僕は知らない女性に、「セックス」いう目的のために声を掛けたのだ。強い衝動から発した行動が、小さな達成を作った。本当のゴールからは程遠かったが、万里の道を歩き始めたのだ。

失敗だったとしても、無様な内容そのものだとしても、今日ついに一つの殻を破り、声掛けを達成することができたのだ。

この行為を言葉で分類するなら確実に「ナンパ」なのだ。僕はナンパをした!

そのことに僕はとてつもない達成感を感じていた。

俺はやった、やったぞ!父ちゃん、母ちゃん!

 

 

あ…母ちゃんごめんなさい…。

その日は最終的に5人に声をかけることに成功した。今まで地蔵だった自分にとっては、小さいが大きな進歩だ。

次回、「指名ナンパは地蔵しまくる初心者におすすめな件」

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